補修工事等で水が洩れている所を溶接しないといけない時があります。
その際の溶接のやり方を紹介します。
全部に応用が利くと思うので、パイプでの横向でのやり方の紹介です。
まず、注意点から始めます。
・下や、横から本溶接を開始しない。
・下部には仮付しない。
の2点です。
次に溶接方法です。
・水洩れの無い(少ない)上部から下に向かって溶接していきます。
※基本的に2層仕上げになるので見た目はあまり気にしない。
なぜ上から溶接をするのかと言うと、溶接すると水は蒸発します。
その蒸気は上へ上へ行こうとするので、溶接を横から行ってしまうと上部の溶接が困難になります。
後は、単純に洩れ箇所の下部から溶接なんてできる訳が無いからです。
周りの水分を蒸発させながら下へ進んでいかないと溶接が行えません。
今書いた事は現場では、まず教えてくれません。
ので、参考にして下さい。
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