2013年12月14日土曜日

【TIG】 動画

このブログで書いてる事の説明の動画です。

ブログにも張っています。

今後溶接の動画とかも増やしていく予定です。

たまにのぞいて見て下さい。



【TIG】 溶接のポイント

溶接を行う際のポイントを何点か書いて行きます。

【腰の位置】

慣れていない人は腰の位置が定まっていないと言われる事が多々あると思います。

これは溶接時に自分に合った体勢が見つかっていないので、そう言われます。

この腰の位置は溶接する際に重要な箇所です。

自分に合った体勢がみつかると腰痛対策にもなりますし、今まで以上に早く巻けるようになります。

現場での溶接も何故か付けやすくなりますし、全体的に全ての難易度が下がったような感じがします。

何より第3者からの見た目も良くなるので第3者も安心して見ていられます。

なので自分に合った体勢を早く見つけましょう。

「エルボ、チーズの溶接」 (BW)

この2つはどうしても1リングに対して1/4リングはパイプが邪魔になります。

対処法はトーチの持ち方を変えるか、手の位置を変えるしかありません。

綺麗な溶接をしようと思った時にまず躓く箇所です。

ただ、ここが綺麗につけれないと下手糞だと言われたりもします。

※BWはバットウェルドと言う物の事で、突合せ継手の事です※

【SW継手】

※SW継手はソケットウェルドと言う物の事で際込み継手の事です※

SW継手はよく肉が薄いという事が注意対象になります。

フランジでも同じことが言えますが気持ち棒を多めに送るよう意識しましょう。

【溶接棒の種類】

これは、ある意味最重要事項です。

棒を間違えると大変な事になる事があるので十分注意しましょう。

「使用頻度の高い棒」

①・TG-S50 → 鉄の棒 「色」 黄色

②・TG-S308 → SUS304で使用します。 「色」 黄色

③・TG-S308ULC → SUS308Lで使用します。 「色」 赤色
※これは私の会社で使用するだけで普通はSUS308Lの棒を使用するはずです※

④・TG-S316 → SUS316で使用します。 「色」 白色

⑤・TG-S316L → SUS316Lで使用します。 「色」 緑色

これが使用頻度の高い棒です。

色は棒の頭に付いている色です。

以上がポイントになります。

2013年12月12日木曜日

【TIG】 壁が超えれない時

私が壁を超えれない時はひたすら実験をしていました。

電流を調節したり、開先の角度を変えたり、ルート面の調節をしたり、棒の太さを変えたり・・・・

まぁ色々試してもダメな時はあります。

そんな時は溶接から離れて休むことも大切です。

不思議なもので間を開けてからやるとアッサリ出来たって事も多々あります。

ただ実験をしていないと何故出来たのか、あの時とどう違うのかがわからないので成長しません。

溶接は経験です。

実践や失敗や練習、後は実験の積み重ねが溶接の腕や幅に繋がります。

やった事はすべて無駄にはならないのでどんどんやっていきましょう。

教えてくれる人がいるなら教えて貰えばポイントを探す時間が短縮できます。

ただ、どれだけ上手い人にポイントはを教えてもらっても、理解できなければ意味が無いので理解できるだけの知識と経験を持てるように精進しましょう。

教えてもらう人は経験不足になることが多いです。

自分で探して失敗や実験をしていないので「この時はこうなる」といった現場に役立つような知識が付きにくいからです。

教えてもらう事を否定する気はありませんが、自分で壁を超える事も大切です。

2度目になりますが

溶接は経験です。

【TIG】 資格取得後の溶接

次のステップは溶接の「外観を綺麗に」をテーマに書いて行きます。

まず勘違いしてはいけないのが、資格を取ったからと言って溶接が上手い訳ではありません。

最近の若い人は、資格は持ってるけど下手糞な人が多いです。

下手糞の割に自分は上手いと思っているので性質が悪いです。

なので自分はできると勘違いしている人にはならないように謙虚な気持ちを持ちましょう。

資格は最低限の事ができれば取れます。

そこから練習なり、実験や実践を繰り返して腕が付いて行くものだと私は思っています。

まず今の自分の溶接の欠点を探してみて下さい。

それをどうすれば治るのか考えて実験をしていき欠点をへらすよう心がけましょう。

自分が客ならどう思うか、自分の溶接にお金を払えるか、自分が雇うならどんな溶接をする人がいいかを考えてみて下さい。

ある程度の溶接は練習すればできるようになります。

ただ、電気屋(溶接のプロ)になりたいならある程度ではなれません。

どこをどうすればいいのか、この溶接がこうなってしまったのは何故か・・・等を考え日々を過ごしましょう。

気構えの有る無しで成長のスピードも変わりますし、気付く点も多くなります。

行き付くのはレントゲン(RT)の溶接や、私は実際したことも見たこともありませんがボイラーの溶接は鬼のように難しいらしいです。

右手と左手両方トーチを使えなければならないらしいです。

みなさんがどこを目標にするかはわかりませんが溶接は上に行けばいくほど難しくなっていく物です。

それでも壁を超えた瞬間の達成感は凄いです。

以上です。

2013年12月11日水曜日

【TIG】 TN-P、T-1P 練習方法

実技試験は水平固定と垂直固定でやらなければいけません。

ので練習方法を書いて行きます。

※固定と言っても上下には動かせます※

【垂直固定】

パイプを立てた状態で溶接します。

横巻きの溶接です。

2層目や3層目が下にたれたりするのですが、試験では特に問題ないです。

半周が横巻きになるので練習しておきましょう。

【水平固定】

パイプを寝かせた状態で溶接します。

普通の溶接です。

ですが真下から真上までの半周を固定した状態で巻いて行かなければいけません。

真下が裏波を出すのも、仕上げるのも1番難しいので水平固定では真下を集中的に練習しておきましょう。

【裏波の基準】

裏波はパイプより凹んでなければOKです。

逆に出すぎるといけませんが、試験の基準を超える事はまずないので大丈夫です。

裏波に棒が刺さっているとその時点で失格です。

しっかりと練習しておきましょう。

※TN-P等ができるとTN-F等はできるようになっているので気が向いたらやってみて下さい※

【TIG】 TN-P 裏波 出し方

100Aのパイプを用意します。

まず100~200mm程度の長さで2本切ります。

練習なので大体でいいです。

ガスがもったいないという人は40A~50Aでやりましょう。

裏波を出す際は2層仕上げで行います。

【開先】

まず開先は45°程度取ります。

そしてルート面を1~2mm程度残します。

※開先の角度は小さいほど出やすくなります。そのかわり2層目が大きくなります※

※2mが私の実践上では最適です※

【仮付】

仮付は、突き合わせて付けます。

※この時、バックシールをするなら関係ありませんが、バックシールをしないなら花を咲かせないよう注意しましょう。

【バックシール】

※バックシールは配管内にアルゴンガス又は窒素を入れ溶接部が酸化しないようにする事※

本付をする際は、確実にバックシールを行いましょう。

ガスを入れるホースを配管内に入れ、蓋をします。

基本的にはホースに銅管を付けて入れましょう。

※銅管を使うのはホースの焼け防止です。

蓋は、治具等があるならソレを使い、無いならテープを使いましょう。

テープを使うならアルミのテープがおススメです。

それから溶接部や開口部全てに蓋をし、ホースから一番離れた所に2mm棒か何かでガス抜きの穴を開けます。

※ガス抜きを開けないと溶接途中で溶接部が爆発しますし酸素が出ないのでちゃんと裏波が出ません※

これが終わればガスを入れます。

!!!!ガスを入れてすぐに溶接してはいけません!!!

※すぐにしたのではバックシールの意味が無いからです※

まず中の酸素を追い出します。出たかどうかの判断は勘です。

配管内に酸素が無くなり、ガスがたまればOKです。

※繰り返しますがバックシールは、溶接部を酸化をさせない為に行います。なので酸素をちゃんと追い出しましょう。

※できていないと裏波は出ずに花が咲きます。もしくは真っ黒のぐちゃぐちゃな裏波ができます。

【本付、裏波】

バックシールができたら溶接を行っていきます。

この時バックシールの出し過ぎに注意しましょう。

出し過ぎていると溶接途中で爆発したり、裏波が凹んでしまったりします。

溶接電流の高さは100Aなら90A~100Aの間です。

この電流の差はその日の手の速さ等で決まります。

初期電流は低め、クレータ電流も低めに設定しておきます。

用意ができたら1層目を入れます。

※棒は使わない!!※

溶接後、1層目の表面をワイヤーブラシで磨きます。

※試験では溶接後はグラインダーを使用できないのでワイヤーブラシを使います。

【裏技】

1層目の溶接時にシールドガスを多めに出して溶接します。

「理由」

①・普段のガスの量だと表面が酸化しきってしまい2層目を入れるのが困難になるから。

②・多少電流が高くても酸化しにくいから。

の2点ですが、実際に試すと解ると思いますがガスの量を変えるだけで全然違います。

試験時はグラインダーを使用できないので、この方法は試験時にも有効的です。

通常の溶接でも時間短縮ができるし、仕上がりも綺麗になるので有効的です。

【2層目】

いつも通り付けましょう。

【TIG】 T-1P 裏波 出し方

TN-Pと同じで100Aのパイプを用意します。

まず100~200mm程度の長さで2本切ります。

練習なので大体でいいです。

裏波を出す際は2層~3層仕上げで行います。

【開先】

開先は45°~60°程度です。

ルート面は2mmにします。

※2mが私の実践上では最適です※

※試験ではパイプの裏は磨かなくても大丈夫ですが、仕事でする場合はパイプの裏をグラインダー等で仕上げると裏波が綺麗に出ますし、欠陥も出にくくなります※

【仮付】

仮付は、4mmの隙間を開けて付けます。

※仮付けする際は、被覆をとった4mmのアーク棒を用意しておきましょう。(SUSの棒の方が被覆が残らないのでお勧めです。)

【本付、裏波】

まず、一層目は「2mm」の棒を使用します。
なぜ2mmの棒なのかというと

①・2.4mmでは棒を送る調整が難しいという事。

②・溶接をしていると隙間が徐々に小さくなって来た時に棒が挟まってしまい送ることができなくなります。

※そして鉄で裏波を出す時に気を付けないといけないのが、棒の送りです※

鉄は棒を送った分だけ裏波が出ます。

逆に言うと棒を送らなかったら出ないという事です。



SUSは簡単に出ますが、鉄はちゃんとした棒の送りが必要になります。

一定の量を一定のスピードで、先をトーチの動きに合わせながら溶接していかなくてはいけません。

※これは要練習事項です※

そして棒を溶かす位置の理想は、開先の裏側辺りで溶かすのが一番理想的です。

気をつけなくてはいけないのが、あまり突っ込みすぎると裏波に溶けていない棒が残る事があるので注意が必要です。

しかし手前すぎると裏波は出ません。

※これも要練習事項です※

1層目は、90A~100A程度で私はやります。

溶接後は、1層目の表面をワイヤーブラシで磨きます。

※試験では溶接後はグラインダーを使用できないのでワイヤーブラシを使います。

【裏技】

 ※裏波を出す時の溶接時に見る場所のポイント※

・溶接している場所の隙間側の裏側を見るようにします。

・すると裏波が出ているかが自分の目で見て解ります。

このポイントは最重要です。

見えるポジションは自分で探すしかないですが、このポイントを意識して探すと自然に自分で気づくよりも早く見つけられると思います。

【2層目】

いつも通りつけます。

2013年12月10日火曜日

【TIG】 資格の種類

次のステップは資格の取得です。

まず資格の種類につて書いて行きます。

資格ですが、仕事をやらせてもらう際に資格は大事です。

ただできると言うだけではダメな所もあります。

信用が違うという面もあります。

提示する資格ですが一般的にはJISの資格です。
「JIS Z 3821」
「JIS Z 3801」
の提示を求められます。

「3821」はSUSで「3801」は鉄の資格になります。

この資格には学科があり、SUS、鉄で内容も変わります。
※必須ですが、学科はSUS、鉄で1種類ずつです。

そして「3821」「3801」の資格の中で各資格に
「基本級1つ」
「専門級4つ」
の実技試験があります。
これは、どれを受けるのかは受験者が選びます。
各仕事で必要な資格を取れば余計なものは必要が無いためです。
※ですが基本級がなければ専門級は受けられません。

その種類が下記です。

「JIS Z 3821」
基本級「TN-F」→下向
専門級「TN-V」→立向 「TN-H」→横向 「TN-O」→上向 「TN-P」→水平固定、垂直固定

「JIS Z 3801」
基本級「T-1F」→下向
専門級「T-1V」→立向 「T-1H」→横向 「T-1O」→上向 「T-1P」→水平固定、垂直固定
※数字が増えれば試験時の材料の厚みが変わります。

私は「TN-P」と「T-1P」までは取る事をすすめています。

なぜかと言うと、この実技試験では裏波を出さなくてはいけません。

この裏波の出し方は鉄とSUSでは違うので勉強にもなり資格があることによって得られる信用が生まれるからです。

【TIG】 本付練習(パイプ)

基本的に板の時と練習方法は変わりません。

まず100A程度のパイプを用意します。
※なければ小さくても、大きくても大丈夫です。大きい方がやり初めにはいいです※

まずはパイプの上を棒無で走る練習をしましょう。

板とはまた勝手が違うので、パイプに慣れるまでやります。

これができたら次に棒を使ってやってみましょう。

棒を使うと難易度がまた上がるのでコレも慣れるまで行ってください

次に開先を取った同径のパイプとパイプを仮付し、棒有で走ってみましょう。

こうするとまた難易度が上がるのでコレも慣れるまで行います。

※開先を取った分、母材が薄くなっているので酸化しやすく、花も咲きやすくなります※

ここまでできたら最後に15Aのパイプを巻いてみましょう。

15Aのパイプを酸化させず、花も咲かせずに付けれたら普通の溶接はできるでしょう。

早く、綺麗な溶接ができるよう、日々どうすればもっと綺麗になるかを考えながら溶接しましょう。

私が新人に教える際は、ここで一旦終了します。

ですがまだ上手くなりたい、難しい事をしたいという人は次のスッテプに進みます。

ここで満足するか、まだ上手くなりたいと思うかはあなた次第です。

【TIG】 本付け練習(板)

まずは板の下向きで練習します。

板と油性マジックを用意します。

板に差し金で真っ直ぐ線を引きます。

その線の上を棒無しで走ってみましょう。

ちゃんと線の上を走れていますか???

最初はよく脱線してしまう事が多いので母材側をよく見て付けるようにしましょう。

「マジックじゃ見えない」って人は線の上をサンダーで削り、開先みたいにしてやってください。

真っ直ぐ走れるようになるまでは、コレの繰り返しです。

できるようになったら板を2枚用意し、大きめの開先を取って仮付します。

その上を棒を使って走ってみましょう。

棒は置いておくだけではなく、しっかり送って板の表面から0.5mm~1mm程度の高さにします。

この練習時は細めの棒を使用するのをおススメします。

しっかり送れないと肉が盛れずデコボコになるで送る練習にもなるからです。

※この部分がこれからの溶接の基本になるのでしっかり練習してください。※

【TIG】 鉄とSUSの違い

溶接を行う際「鉄」「ステンレス(SUS)」で同じ径のパイプであっても溶接電流や注意点が変わります。

「鉄」

①・鉄はSUSよりも電流を上げないと溶けない。

②・鉄は電流を上げないと溶けないくせに裏に出やすいので電流の調整が必要。

③・裏に出るという事は、肉が裏に落ちてしまっているのでビートが凹む。

④・鉄は溶接時によくトーチが滑る為、できるだけ力を抜いてやる。

⑤・裏波を出そうとする場合は、棒を入れた分だけ裏波が出る。
※これはまた先で書きます※

「ステンレス(SUS)」

①・酸化させないよう極力弱めの電気で行う。

②・裏に出た場合、SUSは花が咲く。(バックシールドはしていない前提です。)

③・鉄と違い、仕上がりの綺麗、汚いが目立つ。

④・裏波はどん付けで出せる。
※これはまた先で書きます※

以上ですが、文字を大きくした部分は実戦で行う際に大切なポイントなので気を付けるようにしましょう。

2013年12月9日月曜日

【TIG】 仮、本付け(すみ肉溶接)

「仮付け」

仮付けは付ける母材の両方をしっかり溶かし、溶けた所に棒を入れて付けます。

棒を入れなくても付けれる時もあります。(共付けと言います)

1人で配管等を組み上げていく時は共付けをすることが多いです。

この時、母材に熱をかけ過ぎないよう注意しないといけません。

※花を咲かす確率が1番高いのが仮付けだからです※

付けた後はアルゴンガスを1秒から2秒はあてておきましょう。

酸化させると後の溶接も大変ですし、綺麗な溶接もできません。

なので仮付けだからと言って手を抜かないようにしましょう。

「すみ肉溶接」

すみ肉溶接というのは角の溶接です。

例をあげると板をLに仮付けした時のLの内側の溶接のことです。

すみ肉溶接は取り敢えずローリングができるようになってからやりましょう。

棒の送りができなく取り敢えずは大丈夫です。

送れない人は太めの棒を使い、送らずに置いておけば付けれます。

すみ肉溶接は比較的すぐできるので簡単と思われがちですが、綺麗に仕上げようと思ったら意外とできない溶接です。

汚い溶接で満足してはいけません、綺麗な溶接を目指しましょう。

なので波をそろえて、肉の量も一定に進めるように練習しましょう。

最悪の場合は、棒無しでもう一層入れてやると大分綺麗になります。

【TIG】 基本的な溶接棒の送り方

まず棒を中指と薬指で挟みます。

それを親指の腹の部分で押し出していきます。

これは説明しづらいので動画を見て下さい。




基本的な送り方は以上です。

棒の送りはとても大事なのでしっかり練習しましょう。

2013年12月5日木曜日

【TIG】 溶接機の機能

①クレータ

「有」はスイッチを押した時に初期電流、離すと溶接電流、もう一度押すとクレータ電流になり、離すとアークが切れます。
「無」はスイッチを押した時に溶接電流、離すとアークが切れる。

②パルス

・パルス電流と溶接電流を一定の間隔で行き来する機能。
・間隔は周波数を変えれるので調整できます。
・私はパルスを使わないので、その他機能については知りません。

③初期電流
 

・クレーター有の場合で初めにスイッチを押した時の電流。

④溶接電流

・クレータ有の場合で初期電流になってる状態からスイッチを離した時の電流。
・クレータ無の場合はスイッチを押した時の電流。

⑤クレータ電流

・クレータ有の場合の溶接電流になってる状態からスイッチを押した時の電流。

⑥点検

・押すとアルゴンガスがずっと出る。
・洩れ確認やアルゴンの量の調整をしたりします。

⑦水冷、空冷

・水で冷やす。
・空気で冷やす。
・私の所では水冷は使った事が無いので常時空冷です。

⑧アフターフロー

・アークを切った後のシールドガスを出す時間を設定する。

※ポイント※

「アークが飛ばない!!!」
っとなった時は、まず初めに溶接機電源スイッチの下あたりにある「過電流」のランプが赤く点灯していないか確認する。
点灯している場合は
※空冷を使用しているの場合※
水冷になっていないか確認し、なっていれば空冷にします。
空冷になっていて「過電流」が点灯しているなら電源を一度切り、再度電源を入れてみます。
これを「過電流」のランプが点灯しなくなるまで続けます。
古い機械になると電源スイッチの感じで点灯したりします。

「いつもと違う!!」

この場合は「パルス」「クレータ」原因です。
いつも無なのに有になってる。ってパターンです。

※これは電気屋(溶接屋)なら知ってて当たり前ですが、電気屋以外は知らない人が多いので覚えていて損はないと思います※