2013年12月9日月曜日

【TIG】 仮、本付け(すみ肉溶接)

「仮付け」

仮付けは付ける母材の両方をしっかり溶かし、溶けた所に棒を入れて付けます。

棒を入れなくても付けれる時もあります。(共付けと言います)

1人で配管等を組み上げていく時は共付けをすることが多いです。

この時、母材に熱をかけ過ぎないよう注意しないといけません。

※花を咲かす確率が1番高いのが仮付けだからです※

付けた後はアルゴンガスを1秒から2秒はあてておきましょう。

酸化させると後の溶接も大変ですし、綺麗な溶接もできません。

なので仮付けだからと言って手を抜かないようにしましょう。

「すみ肉溶接」

すみ肉溶接というのは角の溶接です。

例をあげると板をLに仮付けした時のLの内側の溶接のことです。

すみ肉溶接は取り敢えずローリングができるようになってからやりましょう。

棒の送りができなく取り敢えずは大丈夫です。

送れない人は太めの棒を使い、送らずに置いておけば付けれます。

すみ肉溶接は比較的すぐできるので簡単と思われがちですが、綺麗に仕上げようと思ったら意外とできない溶接です。

汚い溶接で満足してはいけません、綺麗な溶接を目指しましょう。

なので波をそろえて、肉の量も一定に進めるように練習しましょう。

最悪の場合は、棒無しでもう一層入れてやると大分綺麗になります。

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