2013年12月5日木曜日

【TIG】 溶接機の機能

①クレータ

「有」はスイッチを押した時に初期電流、離すと溶接電流、もう一度押すとクレータ電流になり、離すとアークが切れます。
「無」はスイッチを押した時に溶接電流、離すとアークが切れる。

②パルス

・パルス電流と溶接電流を一定の間隔で行き来する機能。
・間隔は周波数を変えれるので調整できます。
・私はパルスを使わないので、その他機能については知りません。

③初期電流
 

・クレーター有の場合で初めにスイッチを押した時の電流。

④溶接電流

・クレータ有の場合で初期電流になってる状態からスイッチを離した時の電流。
・クレータ無の場合はスイッチを押した時の電流。

⑤クレータ電流

・クレータ有の場合の溶接電流になってる状態からスイッチを押した時の電流。

⑥点検

・押すとアルゴンガスがずっと出る。
・洩れ確認やアルゴンの量の調整をしたりします。

⑦水冷、空冷

・水で冷やす。
・空気で冷やす。
・私の所では水冷は使った事が無いので常時空冷です。

⑧アフターフロー

・アークを切った後のシールドガスを出す時間を設定する。

※ポイント※

「アークが飛ばない!!!」
っとなった時は、まず初めに溶接機電源スイッチの下あたりにある「過電流」のランプが赤く点灯していないか確認する。
点灯している場合は
※空冷を使用しているの場合※
水冷になっていないか確認し、なっていれば空冷にします。
空冷になっていて「過電流」が点灯しているなら電源を一度切り、再度電源を入れてみます。
これを「過電流」のランプが点灯しなくなるまで続けます。
古い機械になると電源スイッチの感じで点灯したりします。

「いつもと違う!!」

この場合は「パルス」「クレータ」原因です。
いつも無なのに有になってる。ってパターンです。

※これは電気屋(溶接屋)なら知ってて当たり前ですが、電気屋以外は知らない人が多いので覚えていて損はないと思います※

0 件のコメント:

コメントを投稿